レーシックの父に「米国最高賞」 【米国白内障屈折矯正手術学会】 オバマ大統領が功績をたたえる
米国白内障屈折矯正手術学会(ASCRS)は2月1日、長年のメンバーであるGholam
Peyman氏が、米国国家技術イノベーション賞を受賞したことを報告した。この賞は米国の科学技術の発展に貢献した人物に贈られる最高の名誉とされる。2011年度の受賞者として12人の研究者が選ばれた。オバマ大統領はレーシックの父として知られるPeyman氏を紹介し、各受賞者全員に感謝と激励の意を述べた。
眼科医であり網膜硝子体外科医であるPeyman氏は、現在University of Arizona
College of
Medicineの教授である。レーシック視力矯正手術の発明で広く知られているが、他にも新規医療機器、眼内薬物送達システム、手術手技、レーザーや光学機器、診断や治療における新方法を開発するなど、その活躍は多岐にわたる。
受賞にあたり、ASCRS会長であるDavid F.
Chang氏は「賞賛に値する眼科医の功績を大統領がたたえてくれたことを嬉しく思う」と述べた。Peyman氏も「大変光栄なことであり、今後も解決すべき問題に向かって前進していきたい」とコメントしている。